できる範囲で、ライター業とかあさん業をやってる。
そんな、慌ただしい主婦ライターの日常。
あの漫画のタイトルに似てるって…?それは気のせいではありません。
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女優になった、あの日の思い出
おとといくらい?TVのニュースで
いろんな交番にお金を借りまくって、
詐欺容疑で逮捕されたおじさんの話を見て
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100923-OHT1T00022.htm

思わず、私の頭に5年前の、あの事件が蘇った。

東京で暮らしてた時、
当時通ってたライター養成講座の学友が
某大手化粧品のWEBサイトのライティングの仕事を振ってくれて
いそいそと現場へ向かう土曜の朝。
(以下、5年前のmixi日記より抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8:45
娘を保育園に送り込む。

8:50
車を駐車場に止め、駅に到着。54分発の急行に乗る予定。

財布どこだっけ…とカバンをあさる。
パスネットを入れた名刺入れはあるけど
財布がないことに気付く。えぇ?マジで!?

パスネットだけだと、高田馬場で乗換えの時、
現金がないから山の手線に乗れんやんか〜!!!

とりあえず、顔では平常心を装いながら
意味もなく駅前の八百屋でオレンジを眺めるなど、
小パニック状態に。

8:54
何も出来ないまま、乗車予定の汽車が通り過ぎる。

タクシーに乗って家に戻れば、
間違いなく往復30分はロスする。
(保育園の最寄の駅なんで、家からちと遠い)

初めての仕事で、30分以上も遅刻するなんてありえない!
家にいる夫に駅までタクシーにのって
来てもらおう!もうそれしかない!

8:55
試験勉強中の夫に電話。
生気のない声にただ事でないことを察知。夫、家を飛び出す。
(たぶんパジャマにコート。彼に自分の怪しい風貌をためらう時間はない)

8:56
夫から電話。
ウチの周りじゃ、タクシーが捕まらないという。そうだった…。
「あんた今、●●駅なら近くに交番があるやろ、
とりあえずそこに駆け込め」と助言される。

8:57
「え〜!警察お金とか貸してくれるん?」と
疑いが晴れぬまま、他にすがる人がいないので
猛ダッシュで交番へ。
(本当は、そこの八百屋に金を無心しようか、
そこまで追い詰められていた)

交番に飛び込み、若い警官を見るなり
「すみません!千円貸してもらえませんかっ!!!」

そのときのワタシは、今、ノリにのってる新人女優。
いかに大変な状況に置かれているか、
いかに普通の善良な市民であるかを
瞬時に判断してもらわなければ。頭の中はそれでいっぱい。

「名刺もあるんで!」(=怪しい者ではないことをアピール)

警官は、一瞬笑みを浮かべながら 奥に消えてった。
「やった!あんたの財布から千円 貸してくれるんだね!このご恩は一生忘れないよ!」
と猛烈に感謝する。

8:59
警官は、「収支台帳」なるものを持ってきて、
「ここに名前と住所を書いてね〜、あ!印鑑ないよね?
じゃあ拇印おしてね」と手馴れた口調で説明し、
明らかにマイ財布ではない、ケースから千円を取り出す。

9:00
「このご恩は忘れません!」と言いたかったけど恥ずかしいので堪える。
「後で必ず返しに来ます!」と言い
後ろも振り返らず猛ダッシュで駅へ戻る。

9:02
ラッキーにも急行だった列車に飛び乗る。
夫に全てをメールで報告。

10:00
何事もなかったように、恵比寿の現場に到着。
遅刻を免れる。ほんとラッキーだったとしか言いようがない。

しかし異常なテンションだったため、そこにいた人たち(初対面の人、多数)に
「今日財布忘れて交番で千円借りた」と無意味に公表する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかも、唯一持ってたパスネットカードでもJR乗換えは出来たため、
警官から借りた千円は使うこともなく現場に到着したという、まぬけな結末。
(今もパスネットとかあるのかな〜、ないだろうな〜)

そのとき初めて知った、「交番がお金を貸してくれる」というサービス。
(正式には「公衆接遇弁償費」というそうな)
当時の私には本当にありがたく、
警察最高!24時間お疲れ様です!とスペシャルな敬意を払っていたけど
そんな素敵なサービスを利用する、不届き者がいようとは。
(6回の犯行のうち、同じ交番に行ってしまった凡ミスは笑えないぞ)

今は遠い記憶となっていた甘酸っぱい想い出を鮮明に思い出し、
捕まったおじさんと、アホな自分を切なく思う
とある秋の夕暮れなのでした。

追記:女優と言えばガラスの仮面(ちと強引?)。
マイミクさんの日記で知ったポスターに狂喜乱舞!!ス、スバラシイ!
(数奴さん、画像お借りしましたー)






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