できる範囲で、ライター業とかあさん業をやってる。
そんな、慌ただしい主婦ライターの日常。
あの漫画のタイトルに似てるって…?それは気のせいではありません。
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大人の遠足
夏のようなGWが終わりましたね。

冬休みの時もぼやいた気がしますが
長い休みになると、一気に自由時間が減るので
休みの方がどっと疲れてしまい…。
なんともいえない疲労感にさいなまれています。

どんだけ疲れてるかっていうと
髪につけたリンスを流し忘れ、
そのままボケ〜ッとドライヤーで髪を乾かし
何の疑いもなくべたべたヘアーを完成させるくらい。
(その後、気づいて叫んで洗面所へ。
長女から放たれた「忘れすぎやろ」という言葉が切なく背中に突き刺さりました)

このままじゃいかんぜよ。

そこで、人生の先輩から声をかけて頂いた
「大人の遠足」なるものに初参戦してきました。

行き先は山口県の福江という場所の、庵かくれんぼというお店。
3年前まで北九州市の門司港の山の中で
20年以上食事処を営んでいた、あの有名店が移転した場所へ。

わかっているのは、そのくらいの情報と
小倉駅に11:45分に集合せよ、ということだけ。

お互いあまり面識のない大人が9名集まり
下関で山陰線に乗換え、さらに電車に揺られ、ついた福江駅。

福江駅2無人駅でした。

そして目の前には、日本海がドーン。
駅前風景2

なんだかとっても「世界の車窓から」みたいな雰囲気になってきて
ここは海外か!?というような非日常の風景にテンションがじわじわ上昇。
お店のおかみさんが車で迎えに来てくれ、駅から5分ほどでお店に到着。
店の外観2
店の看板2

新緑がまぶしい山にいだかれた一軒家にて、
門司港と同じスタイルで営業を続けている「庵かくれんぼ」。
インテリアはアジア、和風、いろんなテイストがごちゃまぜに混在してて個性的なんだけど、不思議と落ち着く素敵空間。
店内1−2
店内2−2

そんな「庵かくれんぼ」に集まったのは
昨日会社を辞めた人、公務員、新聞記者、くもんの先生、県の偉い人、建築家、コピーライター、そしてライター。
最年少の私以外は、たぶん仕事で会ったら気が引けてまともに話せないほど地位の高い人が多かったけど
誰一人偉ぶらないし、みんなざっくばらん。
“名刺交換したい”という目的じゃなくて、
“自分がリフレッシュするために参加した”からとっても居心地がよかった。
大阪からわざわざ参加してる人もいたしね!恐るべし「大人の遠足」。

ただひとつ、難を挙げるとすれば
料理の量がはんぱなかった。
「かあさん、一番若いんだからがんがん食べろ!」と猛烈に勧められ
ひーひー言いながら食べました。
料理2
刺身

おかみさんの料理はどれも素朴だけど、滋味深い田舎料理。
刺身に関しては、全て目の前の海で獲れたものを、漁師さんから直接買い付けたもの。
ビチビチで、めっちゃおいしかった
(刺身でお腹いっぱいになったけど、その後もどんどん出てくるおかみさんの料理…この店ではタッパが必需品)

おいしい料理を食べながら、飲み、しゃべる。
久々に「豊かな時間」を過ごした気がしました。

さ、黄色の電車に乗って、また我が家へ戻ります。
黄色電車2
「お母さん、いい加減に衣替えして!」と長女から怒られているので、やんないとね。
サッちゃんの明日
今日のお昼、大人計画公演「サッちゃんの明日」@北九州芸術劇場
観てきました。

チラシ

大人計画の主宰といえば、八幡西区出身の松尾スズキ!
わたくし、松尾ちゃんの大ファンなので
北九州で大人計画の公演があると知ったときは、狂喜乱舞でございました。

松尾スズキといえば、平成11年に北九州市民文化賞を受賞したものの
あまり北九州とは縁がなく
2000年に、今はなき小倉市民会館で
板尾創路主演「王将」という舞台をしたっきり。
噂によれば、大人計画の社長が長距離移動が嫌だから
九州で公演したくない、と言ってたらしいので
こっちでは見ることないんだろうな…と諦めてたのに!!
(昔、西鉄ホールで「マシーン日記」見た気がするけど。あれ何年前だろう)

それが北九州で3日間公演。
チケットはあっと今にソールドアウトだったし
今回は東京・大阪・北九州でしかやらないので、
かなり他県からも参戦してた模様。
公演後、出待ちがいたもんなぁ。


私も今週は子どもの体調不良が続き、
最悪キャンセルなんてコトにならないよね…!?とハラハラしたものの、
なんとか開演ブザーを聞くことができました。

待ち焦がれた大人計画の舞台。
内容と言えば……期待を裏切らず、身もよだつほどダークネス(笑)
覚せい剤、不倫、痴呆、障害者差別、殺人と、
世の中のタブーがてんこ盛り。
これでもかとたたみかける重いエピソードに絡ませてくる
シュールで練られた笑いが、これまた際立って面白くて。

大人計画独特の世界観を、たっぷりと堪能しました。

さっちゃんの明日
※一段目の一番右、すてきなパンチのオヤジが松尾スズキです。

宮藤官九郎 猫背椿 皆川猿時…今やTVや各方面で活躍してる
スター選手ぞろいとなった劇団員の演技を生で見られたのも、良かった。
松尾ちゃんも老体に鞭うっていい動きしてたし。
サッちゃん役だった、鈴木蘭々の歌のうまさも印象的でした。

今書きながら思ったけど、8月に観た「劇団 本谷有希子」の「来来来来来」も
大人計画のテイストだったなぁ…。
人間のドロドロしたところを、あけすけに大げさにしっかりと伝えてくるところ。
(今ググったら、彼女は元・松尾チルドレンだったのね)

観た後に、なんとなくもやもやと後味の悪い気持ちになりつつ
随所で心に響いたセリフを咀嚼しながら、
数々の笑いを思い出し、また一人ほくそ笑む。
時間がたてばたつほど「おもしろい」と思わせてくれる大人計画。
大好きです。

また新作ができたら、北九州に来てくれるかな。
それもこれも、立派な劇場ができて、
敏腕プロデューサーが公演を引っ張ってきてくれたおかげ。
北九州芸術劇場、ほんと「幸せ最高ありがとうマジで!」(by本谷有希子)